自宅でドローン教室ごっこ!教育利用のすすめ

目次

はじめに

ドローンは遊びながら学べる最強のSTEAM教材。わざわざ専門スクールへ通わなくても、リビングや庭を活用すれば「ドローン教室ごっこ」が開けます。本記事では、親子で楽しみながら学びを深める方法と安全ポイントをご紹介します。


ドローン教育が注目される理由

1. STEAM学習を自然に体験

  • Science:気圧・気流・重力など理科の概念を体感
  • Technology / Engineering:機体構造やセンサーを分解学習
  • Art:空撮やプログラミングライトショーで創造力を刺激
  • Mathematics:飛行ルートの座標計算や距離・速度の算出

2. プログラミング思考を養う

BlocklyやScratch対応のトイドローンなら、ブロックを組むだけで自動飛行。小学生でも「命令→結果→改善」のサイクルを体験できます。

3. 協調性・リーダーシップを育む

チームでミッションを設定し、役割分担(操縦/安全監視/記録)をすれば自然とコミュニケーション力がアップ


自宅ドローン教室ごっこ プラン例

① オリエンテーション (15分)

  • ドローンの名称/各部位の役割をクイズ形式で紹介
  • 安全ルールを声に出して確認

② 基本操作レッスン (20分)

  1. 離陸・着陸のみを練習
  2. 前後左右ホバリング
  3. 10cm以内の微調整ゲームで細かいスティック操作をマスター

③ プログラミング飛行 (30分)

  • Scratchで「四角形コース」を作成
  • 距離と角度を計算し、実際の飛行誤差を検証
  • 改善→再挑戦でPDCA体験

④ ミッションクリアゲーム (25分)

  • 障害物コース/空撮フォトコンテストなどを設定
  • 制限時間内にチーム対抗で得点を競う

⑤ 振り返りシェアタイム (10分)

  • うまくいった点・課題をホワイトボードにまとめる
  • 「次回はこうしよう!」と改善アイデアを宣言

安全ルールと保護者の役割

1. フライトエリアを確認

  • 壁・天井までは最低1mの空間を確保
  • 庭の場合は近隣住宅や電線に配慮

2. 目視範囲内で飛ばす

  • 画面越しのFPV操縦は屋外かつ補助者がいるとき限定
  • 子どもだけでの飛行は禁止

3. バッテリー管理

  • 満充電→冷却→使用の順を守り、過充電・過放電を防止
  • 充電中は耐熱マットを使用

4. 法規とマナーを知る

  • 日本の200g未満機体でも改正航空法や自治体ルールを確認
  • SNS投稿時は顔や住所が映らないよう注意

もっと学びを深めるアイデア

★ 飛行ログで算数ドリル

フライトアプリのログから「総飛行距離」「平均速度」を抜き出し、グラフ化や単位変換で実践数学。

★ オリジナルミッションカード作成

  • カードに条件・制限時間・得点を記載
  • 毎回シャッフルして飽きずに学習継続

★ ドローン×社会科見学

  • 地図アプリで古城や地形を調べ、ジオラマ上でルートを計画
  • 実際に現地で空撮→クラス発表資料に活用

まとめ

家庭でもドローンを活用すれば、好奇心・論理的思考・創造性・協調性を同時に伸ばせます。ポイントは

  1. 安全第一のルール設定
  2. 段階的な目標で達成感を積み重ねる
  3. 振り返りと発表で学びを定着

休日の午後、リビングが子どもたちのラボになる――そんな未来型学習を、まずは「ドローン教室ごっこ」から始めてみませんか?

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