試作品［バルーン編②］

こんにちは！「ハルメノイア」唯一の女子メンバー、菊地です！
今回は、私たちが初めて企業に試作品を依頼したときのお話です。

これまで自分たちの手で、さまざまな素材に挑戦してきましたが、やっぱり限界もあって…。特に、バルーン
を使ったフィールドは、遊んでみるとすぐズレたり崩れたりしてしまい、
「これじゃ安心して遊べないよね…」という結論に至りました。
そこで出した答えは、
「じゃあ、プロに頼もう！」
…とはいえ、すぐに現実の壁が立ちはだかります。
企業にお願いすると、試作品 1 つで約 3 万円！
学生の私たちにとっては、なかなか勇気のいる金額でした。
でも、ここで諦めたら、せっかくのアイデアが形にならない。
「やるなら本気で！」
そう気持ちを固め、チーム 3 人でお金を出し合って依頼することにしました。
そして、ついに届いた試作品③。

箱を開けた瞬間——
全員で「すごい…！」と感動。
自分たちで作ったものとは比べものにならない完成度で、
「これなら子どもたちも全力で遊べる！」
と確かな手応えを感じました。
ここからが、さらに改良のスタートです。

実際に子どもたちに遊んでもらい、感想を聞きながら企業の方とも相談し、
試作品にどんどん工夫を加えていきました。
たとえば
•サイズをあえてコンパクトにし、複数を組み合わせて自由にカスタマイズできる仕様に
•白と黒のカラーで、チーム分けがしやすいデザインに
こうして完成したのが、現在の「試作品④」です！

ここまでの道のりは、失敗と挑戦の繰り返し。
でもそのたびに、
「どうしたらもっとよくなる？」
とチームで頭をひねってきました。
簡単ではなかったけれど、だからこそ、完成したときの喜びはひとしおです